千代田区に所有している賃貸物件の管理対応に不満がある場合、不動産管理会社を変更するのも手です。変更を決めた際は、これまで利用していた会社と新たに契約する会社でやり取りをする必要があります。
空室対策や住民トラブル、設備の管理などの賃貸経営を行うなかで、不動産オーナー様だけでは対応しきれないことがあります。そのため、賃貸管理のプロである不動産管理会社に管理を任せている方もいらっしゃるでしょう。
不動産管理会社の役割は、物件の管理に加え、住民に対して快適な賃貸住宅を提供することです。場合によっては、住民同士のトラブルを解決したり、設備に問題があった場合の対処をしたりします。
不動産管理会社は頼りになる存在ですが、場合によっては変更を検討したほうがよいでしょう。変更を検討する判断基準としては、主に以下の2パターンが挙げられます。
入居者のトラブルやクレームなどがあった場合の対応が遅く、それが何度も続くと、入居者は不信感を抱きます。その結果、退去へと繋がることもあるでしょう。
不動産管理会社が上手に対応しないからといって、不動産オーナー様ご自身で対応するのは大変です。お仕事をされている方の場合、本業に支障が出ることも考えられます。
不動産管理会社への不満がある場合は、会社の変更を検討します。その判断基準としては、「家賃の滞納が続いている」「物件の清掃状態が悪い」「物件についての報告や連絡、相談がない」「空室リフォームについての具体的な改善案の提案がない」「入居者からのクレームが改善されない」などがあります。
これらのことが数ヶ月続くのであれば、不動産管理会社を変更するのも手でしょう。
賃貸経営では、入居者確保は最も重要なことです。
3ヶ月以上空室が続いている場合、不動産管理会社の空室対策に問題がある可能性があります。
他にも共有部分の清掃が行き届いていない、定期的な点検や修繕が行われていないなど、物件の管理が十分にできていないことも空室の理由です。
空室が目立つようであれば、不動産管理会社の変更を検討してみましょう。
次に、実際に不動産管理会社を変更する場合の手順をご紹介いたします。
初めにすることは新しい不動産管理会社との契約です。
次に、今までの不動産管理会社に、管理会社の変更を伝えます。
基本的に変更の意思を伝えておけば、管理会社同士が手続きを行うため不動産オーナー様自身で手続きをする必要はありません。
このとき具体的には、新しい管理会社が賃貸借契約書のコピーを引き継いで手続きを行います。賃貸借契約書の原本は、不動産オーナー様が所有するものです。そのため、用意が必要だと思うかもしれませんが不要です。管理会社を乗り換える際には、コピーにて手続きができます。
また、管理会社によっては、委任状を作成するだけで、管理会社を変更するすべての手続きを代行してくれることもあります。
気になる方は、管理会社に問い合わせるとよいでしょう。空室対策や物件の清掃、点検、修繕、そして住民とのトラブルやクレーム処理までしっかり対応してくれる不動産管理会社を選ぶことで、物件管理の質を高められます。
管理会社を変更する場合は、以下のポイントにご注意ください。
入居者の家賃回収を管理会社が行っている場合、新しい管理会社の振込先を入居者に通知したり、新しく口座の引き落とし手続きをしたりする必要があります。通知をしないとクレームや滞納などのトラブルを招く可能性がありますので、忘れないようにしましょう。
入居者が家賃を滞納した場合に備えて、保証会社と契約をしているオーナーも多いはずです。保証会社によっては管理会社が変更になると契約が終了となる場合もありますので、その際は新しく保証会社との契約を締結しなければなりません。変更前に保証会社との契約条件を確認しておきましょう。
賃貸管理会社を変更する場合には、現在の管理会社から新しい管理会社に引継ぎが行われます。この引継ぎが上手くいかない場合、管理業務の滞りや入居者からのクレームにつながるケースもありますので、現在の管理会社に引継ぎ業務をしっかりとするように伝える、新しい管理会社に引継ぎの進捗状況を確認するなどの対策が必要です。
賃貸物件を所有する不動産オーナー様にとって、不動産管理会社は大切なパートナーといえます。不動産管理会社の役割は、物件の管理に加え、住民に対して快適な賃貸住宅を提供することです。
そのためには、空室対策はもちろんのこと、物件の清掃や点検、修繕などを定期的に行い、入居者からのクレームやトラブルに対しても迅速に対処していく必要があります。
これらの管理がしっかりとできていないと、新しい入居者を募集しても来ない可能性があるのです。
不動産会社の管理に不満がある場合には、不動産管理会社の変更も1つの方法です。
不動産オーナー様ご自身で管理会社を乗り換える判断基準を定めておき、その基準に達したときには思い切って管理会社を変更しましょう。ただし、不動産管理会社変更の際は、事前の調査が重要です。
株式会社TMRは、千代田区をはじめ東京・神奈川などの関東周辺で多数の賃貸物件を管理しています。お預かりした賃貸物件をしっかりと管理し、トラブルが発生した場合には迅速に対応するように心がけています。まずはお気軽にお問い合わせください。
会社名 | 株式会社TMR |
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代表者 | 戸村圭介 |
創業 | 令和元年12月 |
住所 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田2丁目2−17 喜助お茶の水ビル67号室 |
電話番号 | 03-6260-9422 |
メールアドレス | info@tmr-re.com |
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業務内容 | 不動産仲介・ビル管理・不動産コンサルティング |
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